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<イベントレポート>ハイブリッドワークでの新しい働き方の創造。心理的安全性の高い職場実現に向けてホンネを語る!

イベント概要

1月30日にNTT西日本、日本マイクロソフト、Neatframe3社による、現地とオンラインでの参加が可能なハイブリッドセミナーを大阪京橋のQUINTBRIDGEにて開催いたしました。

リモートワークが基本的な働き方になっているNTT西日本の長谷様、コロナ禍の完全リモートな環境で転職をされた日本マイクロソフトの是枝様、やはりコロナ禍でリモートでの商談を余儀なくされたNeatframeの蜷川をパネリストに迎え、それぞれのリモートワーク・ハイブリッドワーク体験で感じた課題感と各社がそれぞれどう取り組んでいるかを議論しました。(以下敬称略)
QUINTBRIDGEの会場ではパネルディスカッション後にNeat製品のデモも行われました。

左からNTT西日本 長谷様、日本マイクロソフト 是枝様、Neatframe蜷川、NTT西日本 浦川様

コロナ禍が働き方を変えた。コロナ禍で顕在化したコミュニケーションの課題をどう解決したのか?

【浦川】:コロナ禍で、初対面の相手と対面のコミュニケーションがとれず不安の多い中、どのようにして安定した気持ちでコミュニケーションを図ることができたのか?

【是枝】:Microsoft Teamsはクラウドベースでどこからでもアクセスができ、どこでも仕事ができるソリューション。ファイルやスケジュールの共有だけでなく顔を見ながらのコミュニケーションやグループでのディスカッションができるツール。マイクロソフトでは、まず顔を出す。そのうえで、アイスブレークに週末の過ごし方やプライベートな話などをすることで、言葉だけでなく伝えようとする態度も伝わり、チーム内に信頼関係が生まれ、リモートでも仕事で困っていることなどのコミュニケーションがとりやすくなった。声だけではなく、顔が見えることが信頼関係構築に大事だと思った。

【長谷】:社内異動があり、初日は顔合わせがあったものの、リモート勤務が基本なので、翌日から完全に職場の先輩とリモートでのコミュニケーションになった。当然聞きたいことはたくさんあり、大きい課題は先輩に質問できるものの、ちょっとしたこと、些細な事は聞くべきか迷ったり、そもそも何を聞けばよいかわからない状況で心理的につらかった時期もあった。それでも先輩が頻繁に話しかけてくれるようになり、電話する心理的抵抗が下がったのはありがたかったし、Teamsでは相手のステータスが表示されるので、先輩に話しかけて良いタイミングかどうかを計ることができた。

コロナ禍発生から時間が経過し、完全リモートワークの状態から6割・7割が出社、という今、顕在化している課題は?

【浦川】:心理的安全性を確保する上でリモートワークでも顔を出すことは大事。リモートワークとオフィスワークが混在した「ハイブリッドワーク」において出てきた新たな課題とは?

【蜷川】:コロナでの商談では、お客様側の会議室とリモートでつないだ時に、お客様の会議室の一番奥にいる方の表情がわからない、手前にいるはずのキーマンの方の映像が切れてしまって見えない、など不安要素がある中での商談を迫られた。

【長谷】:自分はリモートで会議に参加したが、会議室側で誰がしゃべっているのか、会議室側はマスクもしているので余計わからず、議事録を取るのがとても大変だった。話す間が取りづらく、話しを切り出すタイミングがわからないこともよくある。

【是枝】:会議室で対面参加している人とリモートで参加している人の温度感が違うという問題がある。会議室に居る人はリモートの参加者のことを忘れがちだし、リモートで参加する人はテレビを見ているような感覚になってしまう。また、以前のように完全対面であれば、前の会議が押していても会議室前でメンバーで話をするなど時間をつぶすこともできたが、ハイブリッドではリモート側の参加者は場所の制約は無いため、既に会議を始めてしまっているか、会議はキャンセルされたと思ってしまうなど、会議の生産性に影響してしまう。

「ハイブリッドワーク」の定着で顕在化した課題をどう解決したのか?

【蜷川】:リモート会議では良く起こる、双方の話者が同時に話すと音が途切れて聞こえなくなったり、同時発話ができないので話す間が取りづらかったり、といった問題がある。Neatの製品は音にこだわっており、これらの問題を解消できる。また、会議室側の参加者をカメラがAIで分析して一人ひとりを大きく映し出してくれるため、誰が会議に参加しており、どのような表情・しぐさか、何を言っているかがよくわかるようになるため、心理的な安全性をより感じられるようになる。

【是枝】:マイクロソフトではコロナ以前から「ハイブリッドワーク」を推進してきたが、コロナを転機に働き方が激変した。マイクロソフトでは偶然オフィスのリニューアルをしていて、全部屋にリモート会議が快適にできるTeams Roomsを導入した。ワンタッチで簡単に会議が始められるため、前の会議が押してしまってもリカバリーが早く、会議セットアップの無駄な時間が減り、生産性の低下を避けられている

【浦川】:オフィスが一番という考えもあるが、リモートはオフィスより集中して仕事ができるなど、リモートの良さもある。重要なのはオフィスワークもリモートワークも自由に選択できること。その実現にはTeamsやNeat製品など、ハイブリッドのコミュニケーションの妨げになる要素を解決できるツールを組み合わせて使うことが大事ということが分かった。

参考情報

  • 大阪京橋のQUINTBRIDGEでは2FにNeat製品を常設しており、会員の方は自由にお使いいただけます。

  • 本イベントでは、パネリストのステージ下に置いたNeat Frameをセカンドカメラとして使い、全体を捉えるメインカメラでは見づらいパネリストの表情を大きく映し出しました。

パネリストの表情がオンライン参加者にもよく見える

お知らせ

  • 来る3月9日、東京の品川マイクロソフト本社にて、マイクロソフトのハイブリッドワークを体現したオフィスツアーとNeat製品の体験会を開催します。ぜひ新しいハイブリッドワークを見て・聴いて・ご体感ください。イベント詳細はこちらから。

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