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Neat導入事例:教育機関<大分県庁教育委員会様>中山間地域の小規模校にも高度な学びの機会を!ZoomとNeatで実現するストレスフリーな配信授業が、子どもたちの学びを深め、未来への可能性を拡大する

大分県教育委員会(上)、県立情報科学高校(下左)、県立中津南高校耶馬渓校(下右)

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 大分県の小規模高等学校は、少子化に伴う学校再編の結果、地域全域から幅広い学力層の生徒が入学し、同じ教室内で同じペースで学習に取り組んでいます。生徒数の減少に伴い教員数も減少し、より高度で幅広い知識や学習、個々に応じた最適なレベルの授業をどう実施するかという課題がありました。

 文科省の事業委託を受け、大分県が地域の教育課題を踏まえて構想した「COREO-Net(コレオネット)」では、中山間地域の高校4校を受信校とし、都市部の高校3校を配信校とする3つのネットワークタイプを準備し、関係校での連携システムを構築しました。英語・数学等で習熟度に応じて授業を配信する「習熟度別授業配信型」と、地域人材の育成を目指して福祉系科目を配信する「専門科目特化型」、企業と連携したSTEAM教育の実践活動を配信する「産学連携事業配信型」の3タイプの授業を、2022年度から本格的に配信しています。

大分県教育庁 高校教育課管理予算班主幹(総括) 釘宮隆之 氏

操作が面倒というストレスがなく授業の内容に注力できる

 「長く続くコロナ禍において、大分県ではZoomを利用した配信授業を行っていましたが、「学校から他校の教室への配信授業」は、本事業が初めての試みでした。配信授業を実施するにあたり、使いやすく性能のいいハードはないかと探しているなかで、Neat製品(Neat Bar、Near Bar Pro)と出会いました。カメラかの自動追尾機能の凄さにも驚きましたが、導入の決め手となったのは、操作がとにかく簡単なことでした。配信前のセットアップがいらず、ボタンを 2つ押すだけで始められる。
 これは、何より求めていたものでした。教育の現場には、デジタル機器があまり得意ではない先生もいるのですが、そういう方でもストレスなく配信することができるんです(釘宮氏)」 教育現場に限らず、新しいこと、新しいものを導入する場合に必ず必要になるマニュアルや研修会がいらない。これが、Neat製品が他ともっとも違うところであり、導入の大きな理由となったといいます。
 「ICT活用にあたり、新しい知識や面倒な操作が必要になっては、本末転倒なのだ」と釘宮氏は続けました。「そういう面倒なことがなければ、配信する教員は黒板やアプリケーションをどう併用すればわかりやすい授業になるかというような、授業の内容そのものに力を注ぐことができるので、とにかく操作が簡単なハードを探していたんです。

 「内容そのものに力を注ぐことができるので、とにかく操作が簡単なハードを探していたんです。『Neat Bar』と『Neat Bar Pro』は、一体型なのでシンプルでわかりやすく、音声や映像の調整が必要ないところもいいですね(釘宮氏)」
 配信授業の担当教員や生徒の評判も上々のようです。「映像も音声もクリアで、板書の文字も読みやすく、生徒との会話もスムーズだと聞いています。自分の習熟度や希望する進路に合った授業や、より専門的な授業が受けられることで、生徒たちの学びの幅が広がったと感じています。ICTを活用した授業をいち早く体験することで、先端技術に触れて欲しいと思っています。大分は自然豊かな県ですが、先端技術もある。そんなところが郷土・大分の魅力だと、生徒たちにも思ってもらえればいいなと考えています(釘宮氏)」


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